◆ “ドル買い”は緩和も、“円売り”が… - “年初来高値”更新
「欧9月0.75%利上げ」が一段と意識されたことで、昨日は“ユーロ買い(戻し)”が目立ちました。
この影響にて“ドル買い”が緩んだこともあり、ドル円は“138.261円”へと値を落とす場面が見られました。
一方で“円売り”が変わることなく、米10年債利回りも“さらに上昇(→3.19%)”する場面がNYタイム終盤にかけて見られています。
このため“下値の堅さ”は相変わらずであり、“138円後半”に切り返して昨日の取引を終えると、本日に入って“140円”“年初来高値(7/14高値:139.410円)”を相次いで突破する動きに発展しています。
◆ ただ主要イベントを控えるスケジュール感を考えると…?
もっとも本日は「米ISM製造業景況指数」が予定されています。
前月は“20年6月以来最低(52.8)”へと落ち込みましたが、今回は“そこからさらに低下(事前予想は52.0)”が見込まれているだけに、“さらなる上値追い”には懐疑的にならざるを得ないところです。
また冒頭で記した「欧0.75%利上げ」への思惑は、“円売り”には寄与しても、“ドル買い”にはブレーキがかかりかねない状況でもあります。
もちろん“年初来高値”を更新したばかりですので、“ストップロス(オーバーシュート)”は懸念しておく必要はあります。
それでも“高値達成感”の台頭を、より意識したいところです。
明日には「米雇用統計」も控えていますので…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:140.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:139.900(98/9/1高値)
上値3:139.410(7/14高値《年初来高値》、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:139.218(ピボット1stレジスタンス)
上値1:139.123(7/15高値、8/30高値)
前営業日終値:138.956(大台)
下値1:138.768(8/31安値後の61.8%押し)
下値2:138.574(8/31安値後の76.4%押し)
下値3:138.470(ピボット1stサポート)
下値4:138.261(8/31安値)
下値5:138.002(8/30安値、大台、+1σ、ピボット2ndサポート)
《10:15》
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