田中化研が逆行高、トヨタのEV用電池増産の動きが株価刺激材料に◇
田中化学研究所<4080.T>が反発、全体相場が急速にリスクオフに傾くなか強さを発揮している。一時91円高で1640円台まで買われる場面があった。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが加速するなか、その基幹部品である2次電池の確保も重要な課題となっている。そうしたなか、トヨタ自動車<7203.T>が31日、最大7300億円を投じ日本と米国で電池の増産を行う方針を発表した。これを受けて、リチウムイオン電池向け正極材料の専業メーカーである同社にビジネスチャンスが広がるとの思惑が高まった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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