大和重、今期経常を67%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/08/10 16:00
 大和重工 <5610> [東証S] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常損益(非連結)は3400万円の赤字(前年同期は1億3600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の3000万円の黒字→1000万円の黒字(前期は2億0200万円の赤字)に66.7%下方修正した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常損益は4400万円の黒字(前年同期は6600万円の赤字)に浮上する計算になる。

 同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の経常損益は100万円の赤字(前年同期は5000万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-12.8%→-3.8%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期業績予想につきましては、産業機械関連部門において、オートパレットチェンジャーの受注が当初の予定より減少したことと、住宅機器関連部門においても、浴槽のリフォーム需要が一旦落ち着いたことで鋳物ホーロー浴槽の販売本数が当初の予定より減少することから、売上高は前回発表予想をやや下回る見込みです。売上高の減少に伴い、営業利益・経常利益・当期純利益も下方修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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