山陽鋼、今期経常を14％上方修正、未定だった配当は15円減配

　山陽特殊製鋼 <5481> [東証Ｐ] が7月28日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.5％増の92.8億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の140億円→160億円(前期は216億円)に14.3％上方修正し、減益率が35.4％減→26.1％減に縮小する見通しとなった。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比4.7％減の100億円に減る見通しを示した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を45円(前年同期は45円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も30円実施する方針とした。年間配当は前期比15円減の75円に減配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の7.7％→8.4％に改善した。

株探ニュース