<3156> レスターホールディングス
四季報より 業種:卸売業。
【特色】エレクトロニクス総合商社。19年UKCHDがバイテックHDと統合。21年にPALTEK買収
【連続増益】柱のデバイスは強い需要続くが前期高収益案件の剥落が響く。ただ電子機器は品不足和らぎ、決済端末や音響機器で前期買収奏功。再エネは敷設拡大で売電収入好伸。連続営業増益。のれん特益ない。
【自治体】ソニーと仏ベンチャーの共同開発カメラ組み合わせたエッジAIを、スマート街灯向けに提供、商談進む。経営体制変更し監督と執行分離、執行へ権限委譲推進。
2022年5月11日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+20.0%の74.85億円、経常利益+18.0%の67.11億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+13.6%の85.00億円、経常利益+11.8%の75.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月17日の1257円でコロナ相場での底打ちとなり、4月6日の1428円で2番底をつけて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で11月13日に2538円の年初来高値をつけ、2021年1月13日の2367円を2番天井にして、下降トレンド(B)へ転換しました。この中で5月17日の1809円で当面の安値をつけ、10月14日に1814円を2番底にして、ゆるやかな上昇トレンド(C)を形成しています。この上昇トレンド(C)の中で、2022年1月27日の1846円を安値に3月25日に2099円まで上昇し、5月30日の2069円を2番天井にして押し目をつくっているところです。
※好業績の高配当銘柄のため、上昇幅は狭くゆるやかな上昇となっています。業績基調が変わって1800円を終値で切るといったん損切りとします。もしくは高配当を狙って保有も可。
<7296> エフ・シー・シー
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】クラッチ専業メーカー。2輪は世界首位。ホンダ系向け5割。海外比率高くアジアが稼ぎ頭
【回復進む】2輪用クラッチはインド鈍いがインドネシアやタイが復調。4輪用はホンダ中心に部品不足起因の生産停滞あるが徐々に上向く。フォードは数量増勢。鋼材費高騰をはね返す。大幅営業増益。増配も。
【仕込み】4輪EV向け戦略部品としてモーターコアを設定。子会社の九州工場増強など通じ拡販へ。新規事業の非自動車分野は産学連携や共同開発を積極的に活用。
2022年5月11日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+44.3%の100.515億円、経常利益+43.7%の119.44億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+29.3%の130.00億円、経常利益+13.9%の136.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月13日の1343円でコロナ相場での底打ちとなり、ここからの上昇で12月3日に2190円の年初来高値をつけ当面の天井となりました。ここからの下げで2021年2月1日に1653円まで下げて三角保ち合いを形成し、上放れとなって3月23日に2008円まで上昇しましたが戻り高値となり、下降トレンド(B)を形成しました。この下降トレンド(B)の中で今年の3月9日の1238円、4月13日の1237円とダブル底をつけ、6月9日に1418円まで上昇して押し目形成となっています。
<3002> グンゼ
四季報より 業種:繊維製品。
【特色】紳士肌着首位。素材、機能性繊維、電子機能材料、メディカルも成長。不動産事業も手がける
【大幅増益】アパレルは不振のレッグウェアの構造改革進めるが部門赤字残る。ただ、不動産関連は商業施設等の営業正常化で収益改善。機能製品もフィルムやエンプラ等好調、メディカルも着実増。原材料価格上昇も価格改定浸透。営業益は大幅増。
【開 始】新中計開始、25年3月期売上高1400億円、営業益100億円目標。23年4月メドにメディカル事業再編・効率化。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益-15.6%の21.08億円、経常利益-17.9%の21.62億円の減収・減益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-162.8%の-5.68億円、経常利益-154.7%の-5.34億円と2期連続の減収・減益の見通し。
コロナ相場での急落で2020年3月17日に3120円で底打ちとなり、ここから反発後7月16日の4285円、9月18日の4285円とダブル天井をつくり、大幅下落となって2021年1月22日に3270円まで下落し、上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で、6月28日に4830円の年初来高値をつけ、7月13日の4780円が2番天井となって下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月1日に3920円まで下げて、ここを安値に12月8日に4215円まで反発し、三角保ち合い(C)をつくり、下放れして、2022年3月8日の3615円、4月27日の3610円と2点底をつけて6月9日に3825円の戻り高値をつけ、6月20日に3575円まで下げて下値模索となっています。
<5801> 古河電気工業
四季報より 業種:非鉄金属。
【特色】電線御三家の一角。世界有数の光ファイバーを軸に電装等4部門へ多角化。国内縮小で構造改革
【続 伸】電力ケーブルは中国で鈍調。が、車載向けハーネスが上期にコロナ影響残るも下期急回復。光ファイバーは高付加価値品が拡大。機能製品も半導体向けで活況。資材費や輸送費高騰こなし、営業益続伸。
【増 強】半導体製造向けテープの生産能力増強で三重事業所に工場新設。25年4月稼働予定。世界的な半導体需要増に呼応。販売などの基幹業務システムは5月刷新。
2022年5月12日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益-182.3%の-21.67億円、経常利益-124.2%の-5.28億円の減収・減益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-30.4%の63.55億円、経常利益+5.0%の94.01億円と減収・増益の見通し。
コロナ相場での急落で2020年3月17日の1620円で底打ちし、上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で、5月18日の1963円の安値から7月17日に2826円まで上昇して反落となり、8月17日の2271円、11月19日の2379円を2点底にして、2021年2月4日に3115円の年初来高値をつけ、3月29日の3090円、6月3日の2996円と順下げの三尊天井をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、8月2日の2854円の戻り天井から下放れとなり、8月23日に2248円まで下げて、下向きの先細三角形の保ち合いとなりました。この中で2022年3月9日に2050円の安値をつけて、ゆるやかな上昇トレンド(C)を形成して、下向きの先細三角形の中で5月26日の2104円を安値に上放れとなって6月8日に2313円まで上昇してもみあっているところです。
<5480> 日本冶金工業
四季報より 業種:鉄鋼、
【特色】ステンレス専業大手。ニッケル精錬から圧延まで一貫生産。高耐食・高耐熱など高機能材に注力
【増益続く】一般材は半導体や食品関連向けが底堅い。高機能材も自動車のEGRクーラー向け、太陽光関連向けが順調。原材料のニッケル急騰を受け製品への価格転嫁に全力。総還元性向25%メドで増配も。
【脱炭素】新電気炉稼働本格化の川崎製造所は、将来的に合成メタンや水素を活用した新燃焼システム導入を計画。大江山製造所の稼働率低下は前期に減損処理で対応。
2022年5月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+127.3%の139.66億円、経常利益+156.7%の128.07億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
コロナ相場での急落後2020年3月13日に1260円で底打ちし、6月8日に1890円まで反発後、7月31日の1418円、10月29日に1490円まで下げて、ここを結ぶ上昇ライン(A)となっています。この中で10月29日の1490円を安値に角度の大きい上昇トレンド(A2)を形成し、2021年9月14日の2923円、10月26日の2845円と2円天井となって調整入りとなり、12月1日に2013円まで下げました。ここからの大幅上昇で2022年3月4日に3220円の年初来高値更新となり、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、5月12日に1972円の安値をつけ、6月8日に2379円まで反発後、6月20日に2068円まで下げて2点底となってもみあって下値を模索しているところです。
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