待つも相場。
日経平均株価は5日ぶりの反落となりました。ここのところ調子の良かった日本株ですが、やはり買いは続かず、日経平均株価も27000円に近づくと戻り売りに押される状態です。
このようにパッとしない相場になってくると、ポジポジ病にかかっている投資家は退屈になるかもしれません。退屈になると、「何か株を買わなくては!」と値動きの荒い銘柄に手を出して大ヤラレしてしまう。これは誰もが一度は経験しているはずです。
株には【買うべきタイミング】と【売るべきタイミング】の他にもうひとつ大切なタイミングがあります。
それは・・・【動かないタイミング】です。
動かずじっと待つことも重要なトレード戦略のひとつです。実際、システムトレードにおいても直近の底値圏で買い付けた銘柄を手仕舞い、ほぼノーポジションの状態です。
ノーポジションと言うことはシステムが、「今は買いでも売りでもない」と判断しているわけで、今の相場は過去の統計データでみると「動くべきではないタイミング」だと言えるでしょう。
こういったときにあせらず、じっと待機できるかどうかがトレードの成績を左右するはずです。【待つも相場】という格言もあります。今はあせらず次のトレンドに備えて力を蓄えておきましょう。
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