TOKAIホールディングス<3167>は27日、子会社であるTOKAIが、岐阜県下呂市で産業廃棄物処理、木材チップ製造等を営むウッドリサイクルの株式を取得する株式譲渡契約を締結し、子会社化することを発表した。
TOKAIは、全国約90万件の顧客基盤を擁するLPガス・宅配水事業を中心に、静岡県・中京圏(愛知県・岐阜県・三重県)・神奈川県で建築、設備工事、不動産売買事業も展開している。
ウッドリサイクルは岐阜県下呂市を拠点に木造建築物の解体時や道路の維持作業を行う際に発生する枝葉や小径木などの産業廃棄物や一般廃棄物の受入・中間処理を行うとともに、受け入れた廃材等を処理・粉砕し木材チップの製造を行っている。また、ウッドリサイクルの木材チップは木質バイオマス発電の燃料として用いられることから発電事業者からの引き合いが強く、今後もウッドリサイクルの製品への更なる需要の高まりが期待されている。
今後、ウッドリサイクルは同社グループの一員となり経営資源の拡充を図ることにより経営の安定が図れ、廃棄材受入体制の強化とそれに伴う木材チップの増産・拡販が期待される。
TOKAIは、グループとして2021年5月に策定した「カーボンニュートラル ビジョン」の実現に向けてより一層の取り組みを強化しており、同件においてもウッドリサイクルが製造する木材チップを活用した発電事業への展開も視野に事業を推進していくとしている。
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TOKAIは、全国約90万件の顧客基盤を擁するLPガス・宅配水事業を中心に、静岡県・中京圏(愛知県・岐阜県・三重県)・神奈川県で建築、設備工事、不動産売買事業も展開している。
ウッドリサイクルは岐阜県下呂市を拠点に木造建築物の解体時や道路の維持作業を行う際に発生する枝葉や小径木などの産業廃棄物や一般廃棄物の受入・中間処理を行うとともに、受け入れた廃材等を処理・粉砕し木材チップの製造を行っている。また、ウッドリサイクルの木材チップは木質バイオマス発電の燃料として用いられることから発電事業者からの引き合いが強く、今後もウッドリサイクルの製品への更なる需要の高まりが期待されている。
今後、ウッドリサイクルは同社グループの一員となり経営資源の拡充を図ることにより経営の安定が図れ、廃棄材受入体制の強化とそれに伴う木材チップの増産・拡販が期待される。
TOKAIは、グループとして2021年5月に策定した「カーボンニュートラル ビジョン」の実現に向けてより一層の取り組みを強化しており、同件においてもウッドリサイクルが製造する木材チップを活用した発電事業への展開も視野に事業を推進していくとしている。
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