中日鋳、前期経常が一転赤字で下振れ着地・今期は黒字浮上へ

配信元:株探
投稿:2022/05/13 14:00
 中日本鋳工 <6439> [名証M] が5月13日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期の経常損益(非連結)は1200万円の赤字(前の期は9400万円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の1億円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。23年3月期は1億3000万円の黒字に浮上する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常損益は7000万円の赤字(前年同期は1200万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.1%→-6.4%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2022年3月期通期の業績につきましては、営業利益、経常利益が当初の予想を下回る見込みであります。経常利益の減少は、鋳物原材料・鋳物副資材価格の高騰に加えエネルギー価格の高騰が重ったことにより、営業損失の計上をしたことの影響によるものであります。2.特別利益及び特別損失について    投資有価証券売却益   286,934千円    投資有価証券売却損    48,079千円    固定資産処分損       14,621千円  保有資産の効率化及び財務体質の強化を図ることを目的に、当社が保有する投資有価証券の取引を行い、投資有価証券売却益及び投資有価証券売却損が確定したため、特別利益及び特別損失として計上いたします。また、吉良工場の機械設備不具合が生じたことにより固定資産処分損を計上いたします。  ※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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