鈴木、今期経常を20％上方修正、配当も5円増額

　鈴木 <6785> [東証Ｐ] が5月12日大引け後(15:30)に決算を発表。22年6月期第3四半期累計(21年7月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比7.7％減の24.4億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の26.3億円→31.5億円(前期は33.7億円)に19.8％上方修正し、減益率が22.0％減→6.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.2億円→15.4億円(前年同期は16.7億円)に51.0％増額し、減益率が38.9％減→7.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.9％減の8.3億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の9.8％→12.3％に改善した。

株探ニュース