新興市場銘柄ダイジェスト:バルテスは大幅に3日ぶり反発、ピアズがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/05/10 15:28
<3967> エルテス 937 +74
一時ストップ高。不動産業のバンズシティ(東京都千代田区)のプロパティ・マネジメント事業と同社の完全子会社で不動産賃料保証のバンズ保証(同)の全ての発行済普通株式をエルテスの連結子会社が取得することを目的とした基本合意書をバンズシティ株を100%保有する同社代表取締役の道祖修二氏と締結したと発表している。取得価額は検討中。取得後は自社グループのノウハウを付与し、プロパティ・マネジメント事業の成長を目指す。

<4484> ランサーズ 282 +7
大幅高。トマト銀行<8542>と業務提携し、同行が支援する取引先事業者とプロフェッショナルなスキルを持った人材のマッチングを支援すると発表している。デジタル人材の獲得やDX化の推進に悩む地域の企業に対し、フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」に登録する129万人以上のデータベースを活用したマッチングを行う。今後も地方金融機関との提携が拡大する可能性があるとの見方から買われているようだ。

<7066> ピアズ 1064 +150
ストップ高。メタバース推進協議会に入会したと発表している。メタバース内でのライブ&コマース事業のビジネス機会創出につなげる狙い。また、東証が10日から信用取引規制を解除したことも好感されている。ピアズ株は、前営業日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする規制措置を受けていた。日証金も増担保金徴収措置を解除している。

<3695> GMOリサーチ 2565 +305
年初来高値。22年12月期第1四半期(22年1-3月)の営業利益を前年同期比68.8%増の2.10億円と発表している。アンケート作成からローデータ・集計までのサービスを一括で受託するアウトソーシングサービスが堅調だった。プラットフォームを利用して顧客がアンケート作成から集計までを行うD.I.Yサービスの利用頻度が増加したことも利益拡大に寄与した。通期予想は前期比16.3%増の4.10億円で据え置いた。進捗率は51.2%。

<3359> cotta 535 +32
大幅に4日ぶり反発。不二製油グループ本社<2607>傘下の不二製油(大阪府泉佐野市)と資本業務提携契約を締結すると発表している。不二製油は立会外取引でcotta株55万6000株を取得する予定。自社株を除く発行済株式総数に対する割合は5.18%。レシピなどの情報発信で製菓製パン市場の活性化のほか、インフルエンサーの開拓やコミュニティ作り、戦略製品の共同開発などで協業する。

<4442> バルテス 1564 +264
大幅に3日ぶり反発。22年3月期の営業利益を従来予想の4.64億円から5.70億円(前期実績3.44億円)に上方修正している。利益率の高い金融・公共・流通などエンタープライズ系領域の業績が好調に推移したため。また、下期以降に案件管理体制を見直したことで主要事業の原価低減や販管費低減が進んだことも利益を押し上げる見通し。前日までの続落を受けて押し目買いも入っているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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