4月後半より企業の決算発表が相次ぎます。
15日の日経平均株価は、前日比78円81銭安の27093円19銭で引けました。
前週末と比較して、
日経平均株価はプラス0.4%、
TOPIXはマイナス0.02%
マザーズ指数はマイナス3.4%となりました。
米国長期金利が上昇したことで為替が円安方向に進行したことから、トヨタ自動車<7203>といった輸出関連株が相場を牽引し日本株の大型株は堅調に推移しました。
次週は4月中旬に差し掛かることで、ゴールデンウィーク前のリスク回避的な売りが警戒されます。ゴールデンウィーク前は例年、株式市場の注目点が企業の決算発表となります。
本決算予想は総じて2022年3月期は好調となるものの、来期の2023年3月期に関しては、資源価格の高騰や世界的なインフレによる原材料費の高騰などにより、企業業績が減益傾向になるのではないかと考えています。
減益傾向はある程度予想できていることから、株式市場に大きな動揺はないと予想しますが、減益傾向の中で好調な予想を発表した企業の株価は大きく上昇する期待が持てるでしょう。
一方で、先ほどお伝えした通り、資源価格の高騰や世界的なインフレによる原材料費の高騰などにより、今期に関しては決算跨ぎを控えるべき局面が多そうです。業績予想があまりにも低い場合、失望売りにより株価の急落が懸念されます。今一度、保有株の決算発表日を調べ、ポジションを減らしておくのが無難と言えるでしょう。
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