カルナバイオが大幅続伸、導出した新規DGKα阻害剤を米ギリアド社が新薬候補化合物として紹介

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/04/15 10:03
 カルナバイオサイエンス<4572.T>が大幅続伸している。この日の寄り前、米ギリアドサイエンシズ<GILD>が現地時間14日に開催した投資家向けイベントで、同社がギリアド社に導出した新規がん免疫療法の創薬プログラムから創出された新規DGKα阻害剤が新薬候補化合物として紹介されたと発表しており、これが好感されている。

 同社は19年6月、創薬部門が創製したDGKαキナーゼを標的としたがん免疫療法の低分子化合物プログラムの全世界における開発・商業化の独占的な権利をギリアド社に供与しており、同契約によると契約時に一時金2000万ドルを受領したほか、開発状況や上市などの進捗に応じたマイルストーン・ペイメントを最大で4億5000万ドル受け取ることになっており、うち最初のマイルストーン・ペイメントを21年12月に受け取っている。また、上市後の売上高に応じたロイヤルティーも受け取ることができるとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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