日経平均は大幅続伸、米株高で心理上向く、後場こう着感も

配信元:フィスコ
投稿:2022/04/14 16:04
日経平均は大幅続伸。13日の米国市場でNYダウは反発し、344ドル高となった。インフレのピークアウト期待が広がったほか、それに伴う金利低下が買い安心感につながった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は大幅反発。本日の日経平均も米株高で投資家心理が上向いて82円高からスタートすると、前引けにかけて一時27200.89円
(前日比357.40円高)まで上昇した。ただ、後場になると買いが一巡し、高値圏でこう着感を強めた。アジア株の上昇が追い風となる一方、円相場の強含みが重しとして意識された。

大引けの日経平均は前日比328.51円高の27172.00円となった。東証プライム市場の売買高は10億1005万株、売買代金は2兆3422億円だった。業種別では、空運業、鉱業、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。水産・農林業とサービス業の2業種のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の73%、対して値下がり銘柄は24%となった。

個別では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>郵船<9101>東エレク<8035>など売買代金上位は全般堅調。新型コロナウイルス治療薬の胎児へのリスクが嫌気されて前日急落した塩野義<4507>だが、本日は承認審査に影響なしと伝わって5%超上昇した。原発再稼働を巡る思惑が広がる東京電力HD<9501>は9%超の上昇。決算発表銘柄ではコシダカHD<2157>アダストリア<2685>などが急伸した。また、大阪チタ<
5726>などが東証プライム市場の上昇率上位に顔を出した。一方、リクルートHD<6098>が2%超の下落。3月度の増収率鈍化が嫌気されたスノーピーク<7816>は商いを伴って急落した。決算発表のマネーフォワード<3994>は売りが広がる場面もあり、今期減益見通しのPRTIMES<3922>は売り気配のままストップ安比例配分となった。
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配信元: フィスコ

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