決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … マルマエ、クスリアオキ、アルテック (3月30日発表分)

配信元:株探
投稿:2022/03/31 15:22

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月29日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 クスリアオキ <3549>
 22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比13.5%減の119億円に減り、通期計画の169億円に対する進捗率は70.5%にとどまり、5年平均の75.4%も下回った。

▲No.3 アルテック <9972>
 22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比71.0%減の3100万円に大きく落ち込み、通期計画の5億円に対する進捗率は6.2%にとどまり、さらに前年同期の16.4%も下回った。

▲No.4 日創プロニ <3440>
 22年8月期の連結経常利益を従来予想の6億1800万円→2億5800万円(前期は5億2800万円)に58.3%下方修正し、一転して51.1%減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6264> マルマエ    東1   -11.25   3/30  上期   177.49
<3549> クスリアオキ  東1   -7.86   3/30   3Q   -13.45
<9972> アルテック   東1   -4.61   3/30   1Q   -71.03
<3440> 日創プロニ   東2   -0.53   3/30  上期   -56.69

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース
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