ＤＭソリュ、今期経常を53％下方修正

　ディーエムソリューションズ <6549> [ＪＱ] が3月25日大引け後(18:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の1億9300万円→9100万円(前期は6億6000万円)に52.8％下方修正し、減益率が70.8％減→86.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億5900万円→5700万円(前年同期非連結は2億1500万円)に64.2％減額し、減益率が26.0％減→73.5％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、インターネット事業で展開しているバーティカルメディアサービスにおいて、検索エンジンの表示順位判定基準（以下、アルゴリズム）の変更の影響を受け、当社運営サイトへの流入が低調に推移した一方で、堅調に販売先を拡大したダイレクトメール事業が牽引し、会社全体としてはほぼ当初予想数値通りに推移する見込みです。　利益面につきましては、上記の通りバーティカルメディアサービスにおけるアルゴリズム変更の影響により広告収入が当初予想を下回る結果となったことに加え、ダイレクトメール事業における物流拠点の増床等の先行投資や当社のメディアサイトに係る減損損失の計上により、当初予想数値を下回る見込みとなりました。　これらの結果、通期連結業績予想を上記のとおり修正いたしました。（注）上記の連結業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。