新興市場銘柄ダイジェスト:サイバーセキュリは大幅に4日続伸、太洋物産がストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/03/02 16:18
<3094> スーパーV 1281 +109
大幅に4日続伸。JMホールディングス<3539>が5.75%を保有する大株主になったと大量保有報告書で明らかになっている。保有株数は36万4300株。保有目的は純投資。報告義務発生日は2月21日。同報告書によると、JMホールディングスは市場内で断続的にスーパーバリュー株を取得している。スーパーバリューとJMホールディングスはともにスーパーマーケットを展開しており、提携に対する思惑も買いを支えているようだ。

<4493> サイバーセキュリ 2400 +267
大幅に4日続伸。国内1万5000以上のサイトを対象とした調査で2月16日以降不審な攻撃者による不正アクセスが急増していると発表している。直近3カ月平均と比べ最大25倍の攻撃が検知された。その上で攻撃を遮断する自社のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」の導入を呼び掛けている。トヨタ自動車<7203>のサプライヤーに続き、GMB<7214>に対するサイバー攻撃も明らかになっており、セキュリティ需要拡大への期待が継続しているようだ。

<9941> 太洋物産 1596 +300
ストップ高。臨時株主総会で会社側が提案した取締役4人の選任が否決され、株主が提案した取締役5人の選任が可決されたと発表している。総会後に開催された取締役会で新たに松島伸介氏が代表取締役社長に、柏原滋代表取締役社長は取締役となった。松島氏はファイナンス業務を中心に豊富な経験を有するとされる。株主提案が通ったことを受け、株主利益に資する経営がなされるとの期待から買われているようだ。

<7067> ブランディング 1036 +65
大幅に4日続伸。22年3月期の期末配当を従来予想の無配から12.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。年間配当も同額となる。業績が堅調に推移していることや財政状態を勘案したとしている。ブランディングテクノロジーは2月14日にセールスミックスの変動で売上総利益率が改善したなどとして、同期の営業損益予想を0.50億円の黒字から0.90億円の黒字(前期実績1.14億円の赤字)に上方修正していた。

<4169> エネチェンジ 1504 +300
ストップ高。日東工業<6651>とEV充電サービスで業務提携契約を締結したと発表している。日東工業のEV普通充電器「Pit-2G」(ピット・ツージー)とENECHANGEが開発したEVドライバー向け専用システムを連携させたサービスを開始した。EV充電器オーナー向け管理システムやEVドライバー向けアプリケーションの開発、充電器の設置工事・保守などをENECHANGEが、充電器の提供などを日東工業が担う。

<9696> ウィザス 825 +51
昨年来高値。22年3月期の営業利益を従来予想の15.00億円から23.00億円(前期実績11.10億円)に上方修正している。収益認識に関する会計基準の適用による影響や設備投資計画の実数値が想定より圧縮されたため。新型コロナウイルスの感染拡大で予定経費の未執行があったことに加え、経費節減も利益を押し上げる見通し。業績修正が素直に好感され、買いが集まっているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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