レスターＨＤ、今期経常を14％下方修正、配当は10円増額

　レスターホールディングス <3156> が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.0％増の55.2億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の70億円→60億円(前期は56.8億円)に14.3％下方修正し、増益率が23.0％増→5.5％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の50億円→60億円(前期は40.5億円)に20.0％上方修正し、増益率が23.3％増→48.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の37.6億円→27.6億円(前年同期は29.3億円)に26.6％減額し、一転して5.9％減益計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の90円→100円(前期は85円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比43.5％増の22.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1％→2.6％に改善した。

株探ニュース