<注目銘柄>=コーテクHD、大型タイトルの寄与で増益基調継続へ
コーエーテクモホールディングス<3635.T>は、2月2日安値3880円を底に徐々に下値を切り上げつつある。
1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を245億円から315億円(前期比29.1%増)へ上方修正した。スマートフォンゲームで、国内及びアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル「三国志・戦略版」(国内では「三國志 真戦」)が、中国でのキャンペーンや各地域でのアップデートにより好調を維持しているほか、国内及び台湾・香港・マカオ地域で配信中の自社開発スマホゲーム「三國志 覇道」で新規イベントを開始するなど各種施策に取り組んだことが寄与。また、パッケージゲームでも、複数の新作やリマスター版を発売し、リピート販売も堅調だった。
同社はこれまで「無双」シリーズでのコラボ展開などに注力してきたが、今後は「仁王」やモバイルゲームもラインアップに加えられるとみられ、更なる拡大に期待ができる。注目は22年3月にリリース予定の「STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN」。また23年3月期には三國志のアクションゲームが発売される可能性があり、増益基調継続が期待できよう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を245億円から315億円(前期比29.1%増)へ上方修正した。スマートフォンゲームで、国内及びアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル「三国志・戦略版」(国内では「三國志 真戦」)が、中国でのキャンペーンや各地域でのアップデートにより好調を維持しているほか、国内及び台湾・香港・マカオ地域で配信中の自社開発スマホゲーム「三國志 覇道」で新規イベントを開始するなど各種施策に取り組んだことが寄与。また、パッケージゲームでも、複数の新作やリマスター版を発売し、リピート販売も堅調だった。
同社はこれまで「無双」シリーズでのコラボ展開などに注力してきたが、今後は「仁王」やモバイルゲームもラインアップに加えられるとみられ、更なる拡大に期待ができる。注目は22年3月にリリース予定の「STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN」。また23年3月期には三國志のアクションゲームが発売される可能性があり、増益基調継続が期待できよう。(仁)
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