東芝テック、今期最終を一転12％増益に上方修正

　東芝テック <6588> が2月7日昼(12:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は61.9億円の黒字(前年同期は33.7億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の70億円→80億円(前期は71.2億円)に14.3％上方修正し、一転して12.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の45.3億円→55.3億円(前年同期は140億円)に22.0％増額し、減益率が67.8％減→60.7％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比3.8％増の37.2億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の4.0％→3.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース