日本触媒 <4114> が2月3日午前(11:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比13倍の193億円に急拡大した。
併せて、通期の同損益を従来予想の205億円の黒字→215億円の黒字(前期は108億円の赤字)に4.9%上方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の81.5億円の黒字→91.5億円の黒字(前年同期は97.1億円の赤字)に12.3%増額した計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→180円(前期は90円)に大幅増額修正した。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.6倍の69.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.8%→9.0%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は2021年10月29日に、上期においてアクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況の高騰が想定以上に継続したことなどによる増益に加え、下期における在庫評価差額の影響による増益や、原料価格上昇による機能性化学品のスプレッド縮小などを見込んで、通期業績予想値を修正いたしました。 その時点においては、アクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況は10月以降段階的に落ち着くものと見込んでおりましたが、第3四半期は中国の供給制限や海上輸送の混乱などにより市況の高騰が継続したため、基礎化学品のスプレッドが維持されました。第4四半期はアクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況は落ち着くものと見込んでおりますが、想定よりも原料価格が上昇していることで在庫評価差額の影響が拡大することなどにより、通期の営業利益は、前回予想値に対して30億円増益の270億円となる見込みです。また、税引前利益は310億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は215億円となる見込みです。 通期業績予想の為替レートは112円/米ドル、130円/ユーロ、国産ナフサ価格は55,700円/キロリットルとしております。 また、2022年3月期通期の個別業績予想につきましても、同様の理由から上記のとおり修正いたします。
当社は、株主の皆様への利益配分を経営の最重要課題と位置付け、事業拡大や企業体質強化などを総合的に勘案しつつ、連結業績動向を見通し、中長期的水準向上を目指した配当を行うことを基本方針として、配当性向等を考慮し、配当を実施することとしております。また、配当に加えて、1株当たりの価値を上げるための自己株式取得も選択肢の一つとして検討してまいります。 一方、将来にわたって競争力を維持し、成長を続けるためには、設備投資、戦略投資、研究開発投資などを積極的に展開することも必要であります。そのため、利益の内部留保もまた重要であると考えており、今後も引き続き両者のバランスに十分配慮した利益配分を行ってまいります。 2022年3月期の期末配当予想につきましては、これまで当初予想では創立80周年記念配を含め1株当たり50円(普通配45円、記念配5円)とし、原料価格の高騰や自動車減産等の影響を見極め修正の要否を検討するものとしておりました。上記の配当基本方針および今回算定した業績予想を総合的に勘案し、1株当たり100円(普通配95円、記念配5円)に修正いたします。これにより年間配当予想は180円(普通配170円、記念配10円)となり、前回予想より50円増配、前期実績より90円増配となります。(注)上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の数値は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
併せて、通期の同損益を従来予想の205億円の黒字→215億円の黒字(前期は108億円の赤字)に4.9%上方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の81.5億円の黒字→91.5億円の黒字(前年同期は97.1億円の赤字)に12.3%増額した計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→180円(前期は90円)に大幅増額修正した。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.6倍の69.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.8%→9.0%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は2021年10月29日に、上期においてアクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況の高騰が想定以上に継続したことなどによる増益に加え、下期における在庫評価差額の影響による増益や、原料価格上昇による機能性化学品のスプレッド縮小などを見込んで、通期業績予想値を修正いたしました。 その時点においては、アクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況は10月以降段階的に落ち着くものと見込んでおりましたが、第3四半期は中国の供給制限や海上輸送の混乱などにより市況の高騰が継続したため、基礎化学品のスプレッドが維持されました。第4四半期はアクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況は落ち着くものと見込んでおりますが、想定よりも原料価格が上昇していることで在庫評価差額の影響が拡大することなどにより、通期の営業利益は、前回予想値に対して30億円増益の270億円となる見込みです。また、税引前利益は310億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は215億円となる見込みです。 通期業績予想の為替レートは112円/米ドル、130円/ユーロ、国産ナフサ価格は55,700円/キロリットルとしております。 また、2022年3月期通期の個別業績予想につきましても、同様の理由から上記のとおり修正いたします。
当社は、株主の皆様への利益配分を経営の最重要課題と位置付け、事業拡大や企業体質強化などを総合的に勘案しつつ、連結業績動向を見通し、中長期的水準向上を目指した配当を行うことを基本方針として、配当性向等を考慮し、配当を実施することとしております。また、配当に加えて、1株当たりの価値を上げるための自己株式取得も選択肢の一つとして検討してまいります。 一方、将来にわたって競争力を維持し、成長を続けるためには、設備投資、戦略投資、研究開発投資などを積極的に展開することも必要であります。そのため、利益の内部留保もまた重要であると考えており、今後も引き続き両者のバランスに十分配慮した利益配分を行ってまいります。 2022年3月期の期末配当予想につきましては、これまで当初予想では創立80周年記念配を含め1株当たり50円(普通配45円、記念配5円)とし、原料価格の高騰や自動車減産等の影響を見極め修正の要否を検討するものとしておりました。上記の配当基本方針および今回算定した業績予想を総合的に勘案し、1株当たり100円(普通配95円、記念配5円)に修正いたします。これにより年間配当予想は180円(普通配170円、記念配10円)となり、前回予想より50円増配、前期実績より90円増配となります。(注)上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の数値は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
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