アツギ、今期経常を一転赤字に下方修正

　アツギ <3529> が1月28日後場(14:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は8.4億円の赤字(前年同期は12.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の3億円の黒字→17億円の赤字(前期は19.9億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の10.7億円の黒字→9.2億円の赤字(前年同期は10.7億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は0.7億円の赤字(前年同期は3.3億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-10.1％→-5.4％に大幅改善した。

株探ニュース