いよいよ底打ちのタイミング到来か!【西村剛】

著者:西村剛
投稿:2022/01/27 19:00

27日の日本株式市場は大荒れの展開となりました。

日経平均は-3.1%の下落、マザーズ指数に関しては-6.6%もの暴落となっております。コロナショック以来の暴落局面に立たされました。

本日の暴落により、損切りをした個人投資家も多いのではないでしょうか。
さすがに本日の暴落局面で、日本株は底打ちだと思いたいのですが、果たして本当に日本株は底打ちとなるのでしょうか?

28日以降、日本株の買い場を解説いたします。

私が日々監視している暴落銘柄数も27日には・・・【147銘柄】が点灯。コロナショック後の最大銘柄数となっています。

27日の暴落で、日本株もセリングクライマックスを迎えたのではないかと考えています。
総合的に考えると27日、もしくは28日には、大底になる可能性がありそうです。
(特に28日は週末であり、土日のリスク回避的な売りが出る可能性があります)


このように今のタイミングは売りたい人が売り切ったタイミングだとは思うのですが、ひとつ注意しておきたいのは、今日買った投資家が、さらに投げたくなるような悪材料が出ないか?という点です。ここからさらに株価が下がるシナリオとしては・・・

・ロシアのウクライナ侵攻で世界的な株価暴落
・緊急事態宣言発令で株価暴落

この2つがあるのですが、緊急事態宣言発令による暴落よりは、ロシアのウクライナ侵攻による世界的な株価暴落はこわいです。仮にこのシナリオが現実に起こると、もう一回暴落があってもおかしくはないでしょう。(ただそのタイミングが本当の底になりそうですが。)

27日の下げで、過去の統計データから見ると「買い有利」の水準に入りました。ただそれでも楽観視せずに、仮にもう一段株価が下落しても大丈夫なようにしっかりとリスク管理は徹底しておきましょう。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想