ETF売買動向=14日前引け、野村自動車、iS高配当が新高値

配信元:株探
投稿:2022/01/14 11:32
 14日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比110.6%増の2265億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同120.1%増の2028億円だった。

 個別ではiシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF <1478> 、NEXT 自動車・輸送機 <1622> 、NEXT 金融 <1632> が新高値。グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式ETF <2626> 、グローバルX レジャー&エンターテインメント <2645> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、NEXT 東証マザーズETN <2042> 、NEXT 小売 <1630> など17銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではOne ETF 南方中国A株 CSI500 <2553> が5.90%高、国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が4.89%高、NEXT 南アフリカ株式指数 <1323> が3.43%高、NEXT 日経平均VI先物 <2035> が3.16%高と大幅な上昇。

 一方、NEXT ラッセル野村小型コア <1312> は5.24%安、NEXT ロシア株式指数 <1324> は4.24%安、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> は3.54%安、上場インデックスファンドTOPIX <1586> は3.47%安、上場インデックスNASDAQ100為替ヘッジなし <2568> は3.33%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が543円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1174億8700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金782億6200万円を大きく上回る活況となった。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が270億2600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が114億円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が108億4100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が103億7600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が100億2800万円の売買代金となった。

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