NY株式市場(17日)米中対立への警戒感からリスクオフムード強まるー米国10年債利回りが1.4%割れ
17日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場は、前日の軟調な地合いが継続してハイテク株中心にさえない展開となりそう。ダウ平均は寄り付きで3万5800ドル台を割り込んで取引が始まろう。引き続き、FRBがテーパリング(量的緩和の縮小)の加速を決定したほか、イングランド銀行や欧州中央銀行も金融の正常化に向けた動きが相次いだことも相場の重しとなろう。
米議会上院が「ウイグル強制労働防止法案」を可決したほか、バイデン政権が中国の人権侵害を理由にハイテク企業への規制強化を発表したことから、米中問題が再びクローズアップされてきている。米格付け会社S&Pが経営危機に陥っている中国恒大集団を格下げして一部デフォルト(債務不履行)認定したことも相場のムードを悪化させそう。
米中問題への警戒感もあって「質への逃避」から米国債が買われて米国10年債利回りが1.4%割れ水準まで低下しており、リスクオフムードが漂う1日となりそうだ。
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