NY株式市場(16日)ダウ平均は節目の3万6000ドル台を試すか⁈ー新規失業保険申請件数は市場予想を上回る
16日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場は、注目されていた前日のFOMCを波乱なく通過したことからリスクオンムードが継続しそうだ。ダウ平均は寄り付きで節目の3万6000ドル台を試す局面が見られよう。FOMCの結果判明を織り込みながら米国10年債利回りが、引き続き1.45%付近で落ち着いていることも相場を下支えしそう。
ただ、取引開始前に発表された12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は15.4と市場予想(29.1)を大きく下回ったほか、週間ベースの新規失業保険申請件数も20.6万件と予想予想(20.0万件)を上回る内容となったことから相場の上値は限定的となりそう。
ダウ平均は、朝方の買いが一巡した後、前日に上昇した反動で戻り売り圧力が強く意識されそうなことから、ビックイベントの通過に伴う買い戻しの勢いが一服してもおかしくない1日となる。
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