新興市場銘柄ダイジェスト:セルソースはストップ安、セキュアヴェが一時ストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/12/14 15:42
<3976> シャノン 1501 +24
大幅に続伸。22年10月期の営業利益予想を前期比471.8%増の0.65億円と発表している。メタバース型バーチャルイベントサービスの開始などでイベントマーケティングが伸長するほか、マーケティングオートメーションもインバウンド対応営業の強化などで順調に推移すると見込む。21年10月期の営業利益は71.6%減の0.11億円。売上高は23.0%増の21.96億円だったが、M&A関連費用や外注費などが響き、減益となった。

<4880> セルソース 5690 -1500
ストップ安。22年10月期の営業利益予想を前期比12.7%増の11.18億円と発表している。加工受託サービスやコンサルティングサービス、医療機器販売などが堅調に推移すると見込む。21年10月期は加工受託サービスなどが伸び、138.8%増の9.92億円で着地した。セルソース株は業績修正が好感されて9日に年初来高値を付けており、利益の伸び率が鈍化するとの22年10月期見通しを受けて材料出尽くし感が広がっているようだ。

<3042> セキュアヴェ 267 +16
一時ストップ高。キヤノンマーケティングジャパン<8060>グループのキヤノンITソリューションズ(東京都港区)がセキュリティ脅威の監視や分析によってインシデント対応を行うSOC(Security Operation Center)サービスの提供開始に向け、セキュアヴェイルと協業すると発表している。同サービスは中堅企業向けで、幅広いセキュリティ運用支援を提供する「通常版」と必須機能に絞った安価な「Light版」を提供するという。

<4599> ステムリム 569 +80
ストップ高。再生誘導医薬開発品レダセムチド(HMGB11)から創製したペプチド医薬について、導出先の塩野義製薬<4507>で実施された急性期脳梗塞の患者を対象とした第2相試験で主要評価項目を達成したと発表している。副次評価項目である安全性でも忍容性が確認されたという。今後、塩野義製薬でグローバル第3相臨床試験への移行に向けた準備を進めていく予定。

<1436> フィット 1108 +15
続伸。22年4月期の営業利益を従来予想の3.00億円から4.40億円(前期実績2.61億円)に上方修正している。上半期に個人投資家や法人による再生可能エネルギーに対する需要が高まり、クリーンエネルギー事業で太陽光発電施設の販売が好調に推移したため。スマートホーム事業で販売棟数が順調に増加したことも利益を押し上げる見通し。第2四半期累計(21年5-10月)は4.24億円(前年同期比は非開示)で着地している。

<6181> タメニー 101 +5
大幅に続伸。婚礼衣装や婚活事業でフォーシスアンドカンパニー(東京都渋谷区)、アイ・ケイ・ケイホールディングス<2198>、TMSホールディングス(大阪市)と資本業務提携すると発表している。フォーシスアンドカンパニーに159万5700株(募集後持株比率6.39%)、アイ・ケイ・ケイHDに106万3800株(同4.26%)、TMSHDに53万1900株(同2.13%)を割り当てる。調達資金の約2.95億円は広告宣伝費に充てる。 <ST>
配信元: フィスコ

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