フルスピードは年初来安値、上期営業利益の進捗率６３％も通期据え置きを嫌気

　フルスピード<2159.T>は続落し、年初来安値を更新。同社は１０日取引終了後、２２年４月期第２四半期累計（５～１０月）連結営業利益は４億４００万円（前年同期比７．１％増）だったと発表した。通期計画６億４０００万円に対する進捗率は６３．１％となったが、上方修正がなかったことが嫌気されているようだ。なお、「収益認識に関する会計基準」への変更のため、通期計画は前年との比較は記載されていない。

　営業利益は粗利率の改善により増益を確保した。ニューノーマルに対応したＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）領域、巣ごもり消費に呼応したジャンルは引き続き好調であるとしている。

出所：MINKABU PRESS