『日本株が大きく反発しましたがまだ油断は禁物です』
7日の日経平均株価が1.89%上昇、マザーズ指数が3.07%上昇し、いったん底を打ったかのように見えるかもしれません。ただ、私はそれほどリバウンドは続かないのではないかと考えているのです。
その理由は・・・
もうひとつの株価下落要因である「金融緩和縮小の前倒し懸念」が依然残っているからです。
7日の株価上昇で、いったんオミクロン型の感染拡大懸念は株式市場に織り込まれました。オミクロン型の重症率が低い可能性が高いということで、コロナの影響を受けやすい航空、旅行といった業種の株価が上昇したのですが、裏を返せば、
【経済正常化が強まり、金融緩和縮小が前倒しされるリスクが高まった】ということも出来るでしょう。ですので今のリバウンドが終われば、再度、「金融緩和縮小の前倒し懸念」により株価が下落に転じるのではないかと心配しているのです。
とはいえ、いったん株価が反発してくれたことで個人投資家が少し息を吹き返したことは事実です。また12月はボーナス支給月ということもあり個人投資家の資金がさらに株式市場に流入してくる可能性もあります。このように考えると12月相場はまだもうひと波乱あるかもしれません。しっかりと今のうちに準備しておきましょう!
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