午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.055%に横ばい

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/12/03 12:34
 3日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。日経平均株価が続落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことが影響した。

 2日の米債券市場は反落したが東京市場の反応は鈍く、債券先物は小動きでスタート。今夜の米市場で11月の米雇用統計や米ISM非製造業景気指数の発表を控えていることから動きにくい。ただ、前日の終値を挟み一進一退する日経平均株価の不安定な動きも債券の買いにつながり、一時152円08銭に上昇する場面があった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は前日に比べ9銭高の152円06銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比横ばいの0.055%だった。

出所:MINKABU PRESS
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