エンシュウ、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/11/12 15:00
 エンシュウ <6218> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2億3400万円の黒字(前年同期は9200万円の赤字)に浮上して着地した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→2000万円の赤字(前期は4億2400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は2億5400万円の赤字(前年同期は5億1600万円の黒字)に転落する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は9400万円の黒字(前年同期は2億8400万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-7.3%→2.6%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  部品加工関連事業につきましては、客先の減産影響により前回発表予想に対して通期減収減益を見込んでおります。 工作機械関連事業につきましては、新型コロナウイルスの影響によりアセアンで今期販売を予定していた案件が来期へずれ込む見通しとなったため、前回発表予想比減収、赤字幅の拡大を見込んでおります。 以上により、通期連結業績予想を修正いたします。(注)本資料に記載されている業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。
配信元: 株探

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