アグロカネシ、今期経常を一転13％増益に上方修正

　アグロ　カネショウ <4955> が11月10日大引け後(15:10)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比7.2％減の9.7億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の9.5億円→13.3億円(前期は11.7億円)に39.1％上方修正し、一転して13.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の0.3億円の赤字→3.4億円の黒字(前年同期は3.2億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、7.1％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は0.1億円の赤字(前年同期は1.9億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.1％→-0.9％に急悪化した。

株探ニュース