グローブライド---2Qも2ケタ増収・大幅な増益、通期業績予想の上方修正も発表

配信元:フィスコ
投稿:2021/11/08 15:50
グローブライド<7990>は5日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比33.3%増の647.13億円、営業利益が同106.4%増の84.02億円、経常利益が同120.2%増の86.84億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同163.0%増の65.74億円となった。

日本の売上高は前年同期比24.9%増の445.12億円、セグメント利益は同95.1%増の62.81億円となった。緊急事態宣言下、行動制限が続いたものの、身近で安全に楽しめるアウトドアレジャーの市況は堅調に推移した。そのような中、同社はコアユーザーへのこだわりの高機能品から初心者・ファミリー層への手ごろに楽しめるエントリー製品の充実に至るまで、多様な市場ニーズの対応に注力した。

米州の売上高は前年同期比57.5%増の61.44億円、セグメント利益は同37.8%増の1.92億円となった。ワクチンの普及に伴い、経済活動の正常化が進んだことにより個人消費が急速に回復した。そのような中、ダイワ・テクノロジー搭載の新製品が好調に推移した

欧州の売上高は前年同期比54.6%増の78.18億円、セグメント利益は同225.7%増の9.77億円となった。春先に変異株の急拡大を受け経済活動の制限が長期に亘ったが、その後ワクチン接種が進んだことにより個人消費は徐々に回復に向かった。そのような中、地域のニーズに合った新製品が好評を博した。

アジア・オセアニアの売上高は前年同期比39.1%増の200.18億円、セグメント利益は同57.5%増の21.82億円となった。中国では感染状況が落ち着きつつあるものの、東南アジア地域では変異株の感染拡大によりロックダウン等が実施され、市況はまだら模様となった。そのような中、豪州が販売を牽引した。

2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.6%増(前回予想比1.7%増)の1,170.00億円、営業利益が同41.8%増(同5.0%増)の105.00億円、経常利益が同46.9%増(同6.1%増)の105.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.3%増(同2.7%増)の75.00億円としている。



<NB>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,913.0
(14:01)
+1.0
(+0.05%)