日水、今期経常を22％上方修正・2期ぶり最高益、配当も1.5円増額

　日本水産 <1332> が11月5日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比81.6％増の161億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の230億円→280億円(前期は227億円)に21.7％上方修正し、増益率が1.1％増→23.1％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比14.2％減の118億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の9.5円→11円(前期は9.5円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の86.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.8％→3.9％に改善した。

株探ニュース