リョービは続落、21年12月期業績及び配当予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/20 09:39
 リョービ<5851.T>は続落し年初来安値を更新した。19日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を2110億円から2020億円(前期比18.1%増)へ、営業損益を23億円の黒字から18億円の赤字(前期17億8900万円の赤字)へ、最終損益を22億円の黒字から6億円の赤字(同6億9700万円の赤字)へ下方修正し、あわせて25円を予定していた期末配当を10円に引き下げたことが嫌気されている。

 ダイカスト事業の得意先である自動車メーカーからの受注が回復しつつあることを考慮して従来予想を作成していたが、国内外各地域での半導体不足に加え、21年後半からの新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う、東南アジア地域を中心とした自動車部品の製造が滞った影響を受け、各自動車メーカーが生産調整を続けていることが要因。また、中国における電力不足も響くとしている。なお、年間配当は20円(前期無配)となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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