22日の株式相場見通し=反発か、リスクオフ一服も方向感定まりにくい
22日の東京株式市場は買い先行も、強弱感対立のなか日経平均株価は前日終値を挟み方向感の定まりにくい展開となりそうだ。前日の米国株市場では朝方は買い戻しが優勢だったが、その後は徐々に売り圧力が強まり、NYダウは小幅ながら4日続落となった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はプラス圏を維持したが、上げ幅は小さかった。前日の欧州株市場が反発に転じたことを受け、中国不動産大手・恒大集団の経営不安に対する警戒感が一服した。しかし、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、この内容を見極めたいとの思惑から積極的な買いは手控えられた。東京市場では、前日に日経平均が660円あまりの急落をみせたが、きょうはその反動で主力株中心に買い戻しが誘発される公算が大きい。ただ、FOMC結果発表前に積極的に上値を買う動きも見込みにくい。取引時間中は中国株の動向や米株価指数先物の動きを横目に神経質な展開が予想される。
21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比50ドル63セント安の3万3919ドル84セントと4日続落。ナスダック総合株価指数は同32.495ポイント高の1万4746.398だった。
日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見。また、東証1部にシンプレクス・ホールディングス<4373.T>、東証マザーズにユミルリンク<4372.T>、コアコンセプト・テクノロジー<4371.T>が新規上場する。海外では、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見、8月の米中古住宅販売件数など。なお、香港、韓国市場は休場。
出所:MINKABU PRESS
21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比50ドル63セント安の3万3919ドル84セントと4日続落。ナスダック総合株価指数は同32.495ポイント高の1万4746.398だった。
日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見。また、東証1部にシンプレクス・ホールディングス<4373.T>、東証マザーズにユミルリンク<4372.T>、コアコンセプト・テクノロジー<4371.T>が新規上場する。海外では、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見、8月の米中古住宅販売件数など。なお、香港、韓国市場は休場。
出所:MINKABU PRESS
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