メディアＳ、前期経常を21％上方修正

　メディアシーク <4824> [東証Ｍ] が8月23日昼(11:45)に業績修正を発表。21年7月期の連結経常利益を従来予想の1億6700万円→2億0200万円(前の期は1億1300万円)に21.0％上方修正し、増益率が47.8％増→78.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1600万円の赤字→1900万円の黒字(前年同期は6800万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループの令和3年7月期（令和2年8月1日～令和3年7月31日）の通期業績予想につきまして、前回、令和3年7月9日付「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」において開示いたしましたが、その後、コンシューマー事業において新規に開始したゲーム売上や広告収入が好調に推移し、売上、営業利益について前回予想を上回る見通しとなりました。さらに、上記営業外収益（持分法による投資利益）の計上により、経常利益においても前回予想を上回る見通しとなりました。また、出資先である株式会社デリバリーコンサルティングの株式売却に関連する特別利益計上額について、前回予想はブックビルディング下限額に基づき413百万円を想定しておりましたところ、実際の特別利益計上額が456百万円となる見通しとなり、親会社株主に帰属する当期純利益についても、前回予想を上回る見通しとなりました。その結果、令和3年7月9日付「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」において公表いたしました令和3年7月期の通期連結業績予想を上回る見通しとなったことから上記の修正を行うものです。（注）本業績予想は、本資料発表時点で入手可能な情報から得られた当社の経営者の判断に基づき作成しております。本業績予想のみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えられるようお願いいたします。また実際の業績は、様々な要因により本業績予想とは異なる結果となり得ることをご承知おき下さい。