大引け:小反落、仕手系銘柄や低位株、新興市場などが賑わう

配信元:メルトレ
投稿:2010/03/16 15:56
 大引けの日経平均株価は30.27円安の10721.71円、TOPIXは0.81ポイント安の938.1ポイント。出来高は出来高は16億7703万株。

 本日の東京株式市場は、日米の金融政策決定を控え参加者が減少。国内勢の売りに対し、外国人投資家の買いが指摘されるなど需給が均衡しており、大型株のボラティリティは低下。一部の仕手系銘柄や低位材料株、新興市場などが賑わっていることで、「個人投資家向けの相場環境が整いつつある」といった見方も台頭しています。

 個別では、株式分割&増配を発表したくらコーポレーション<2695.T>、シティグループ証券がレーティングを「2M」から「1M」へ、目標株価を5750円から6860円へ、それぞれ引き上げたUSS<4732.T>、三菱UFJ証券がレーティングを「3」から「2」へ引き上げたコーセル<6905.T>、みずほ証券がレーティングを「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に2段階格上げした船井電機<6839.O>、今期末配当予想を600円から1000円に引き上げたセントケアHD<2374.Q>、NTTデータが筆頭株主になったと発表したビリングシステム<3623.T>、10年3月期の単体当期純利益は前期比40%増の5億2000万円になりそうと発表したコメ兵<2780.T>、09年10月~10年3月期の連結営業利益が前年同期比2割増の7億円になりそうと経済紙の観測報道が流れたひらまつ<2764.T>、中国子会社が急性肝不全治療薬「F1013」の臨床試験申請準備実験を開始したと発表したジーエヌアイ<2160.T>、発行済株式数の9.96%に相当の833万2889株の自己株を消却すると発表したABCマート<2670.T>、市場関係者のあいだで「キナ臭い、一触即発か?」と、噂話が聞こえた住江織物<3501.T>浜井産業<6131.T>などが上昇しました。

 半面、みずほ証券が投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ格下げした高島屋<8233.T>、国土交通省が「特別安全監査」を実施すると発表したスカイマーク<9204.T>、2010年1月期決算が赤字転落、11年1月期の業績見通しも市場コンセンサスに届かなかったACCESS<4813.T>、ゴールドマンサックス証券がコンビクションリストから除外、レーティングを「買い」から「中立」に格下げした富士通<6702.T>などが値下りしました。

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配信元: メルトレ

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