【ブラジル】ボベスパ指数 121632.92 -0.14%
5日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比168.29ポイント安(-0.14%)の121632.92で取引を終了した。123540.8から121128.4まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げの実施が嫌気され、売りが継続。ブラジル中央銀行は5日日本時間未明、市場予想通り政策金利を4.25%から5.25%に引き上げると決定した。また、インフレ率の高止まりを受け、追加の利上げが実施されると警戒されている。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善や欧米市場の上昇などが支援材料となった。7月のマークイットサービス業購買担当者景気指数(PMI)は54.4となり、前月の53.9を上回った。
【ロシア】MICEX指数 3833.75 +0.61%
5日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比23.13ポイント高(+0.61%)の3833.75で取引を終了した。3801.16から3833.81まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ロシア市場にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、新型コロナウイルス変異株の世界的な流行が引き続き指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 54492.84 +0.23%
5日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比123.07ポイント高(+0.23%)の54492.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.80ポイント高(+0.22%)の16294.60で取引を終えた。
前半は軟調な展開を示したが、その後は買い戻された。利上げ先送りの観測が好感された。翌6日に開催されるインド準備銀理事会(政策金利会合)では、政策金利が据え置かれると予測されている。また、個人消費や不動産市場の回復報告も引き続き支援材料。最大商業都市ムンバイの不動産市場は4-6月期に回復したほか、着工件数も3割増加したと報告された。
【中国本土】上海総合指数 3466.55 -0.31%
5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.67ポイント安(-0.31%)の3466.55ポイントと反落した。
新型コロナウイルス変異種(デルタ株)感染拡大が不安視される流れ。中国で直近2週間の市中感染者数は、7月中旬まで半年間の合計を上回った。野村は最新リポートで、中国各地で昨年春以来の厳しい防疫対策が実施される可能性を指摘。サービス業を中心に一定の影響が出るとの見方を示している。すでに複数の工場が操業停止を余儀なくされる状況で、経済成長の鈍化が警戒された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。景気腰折れを回避するため当局は経済対策を強める——との観測も根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
5日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比168.29ポイント安(-0.14%)の121632.92で取引を終了した。123540.8から121128.4まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げの実施が嫌気され、売りが継続。ブラジル中央銀行は5日日本時間未明、市場予想通り政策金利を4.25%から5.25%に引き上げると決定した。また、インフレ率の高止まりを受け、追加の利上げが実施されると警戒されている。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善や欧米市場の上昇などが支援材料となった。7月のマークイットサービス業購買担当者景気指数(PMI)は54.4となり、前月の53.9を上回った。
【ロシア】MICEX指数 3833.75 +0.61%
5日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比23.13ポイント高(+0.61%)の3833.75で取引を終了した。3801.16から3833.81まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ロシア市場にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、新型コロナウイルス変異株の世界的な流行が引き続き指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 54492.84 +0.23%
5日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比123.07ポイント高(+0.23%)の54492.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.80ポイント高(+0.22%)の16294.60で取引を終えた。
前半は軟調な展開を示したが、その後は買い戻された。利上げ先送りの観測が好感された。翌6日に開催されるインド準備銀理事会(政策金利会合)では、政策金利が据え置かれると予測されている。また、個人消費や不動産市場の回復報告も引き続き支援材料。最大商業都市ムンバイの不動産市場は4-6月期に回復したほか、着工件数も3割増加したと報告された。
【中国本土】上海総合指数 3466.55 -0.31%
5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.67ポイント安(-0.31%)の3466.55ポイントと反落した。
新型コロナウイルス変異種(デルタ株)感染拡大が不安視される流れ。中国で直近2週間の市中感染者数は、7月中旬まで半年間の合計を上回った。野村は最新リポートで、中国各地で昨年春以来の厳しい防疫対策が実施される可能性を指摘。サービス業を中心に一定の影響が出るとの見方を示している。すでに複数の工場が操業停止を余儀なくされる状況で、経済成長の鈍化が警戒された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。景気腰折れを回避するため当局は経済対策を強める——との観測も根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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