NY株式市場(5日)デルタ株の感染拡大で景気回復への懸念は根強いか⁈ー明日の雇用統計待ちへ
5日のニューヨーク株式市場でダウ平均はもみ合いスタートとなりそうだ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、38.5万件と市場予想(38.3万件)を上回ったほか、引き続きアメリカ国内でのデルタ株の感染拡大で景気回復への懸念が根強い相場環境が継続しそうなことから積極的な買いは見送られそうだ。注目されている雇用統計の発表を6日に控えて様子見姿勢も高まりやすいだろう。
ダウ平均は寄り付きで20日移動平均線(3万4842ドル)への回帰を試す局面が見られた後は、引き続きポジション調整に終始しそうなことから、やや方向感が出にくい相場展開となりそうな一日となる。
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