デュアルＴ、前期経常を81％下方修正

　デュアルタップ <3469> [東証２] が8月4日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の3億1800万円→6000万円(前の期は3億6600万円)に81.1％下方修正し、減益率が13.1％減→83.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億1800万円→1億6000万円(前年同期は3億6500万円)に61.7％減額し、一転して56.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的拡大により、経済環境が不安定になっておりますが、今期末に予定していた販売スケジュールに販売できない事案が複数あり、2022年6月期に持ち超しとなりました。従いまして、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、1株当たり当期純利益は前回発表予想値を下回る見込みとなりましたので、上記の通り2021年6月期の通期連結業績予想を修正しました。　なお、売上高の持ち超し分は2022年6月期の業績予想に織り込み、大幅な増収予想を立てる予定です。また、上記業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。