ＧＣＡ、今期税引き前を18％上方修正・8期ぶり最高益、期末配当は見送り

　ＧＣＡ <2174> が8月3日午前(09:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前損益は23.4億円の黒字(前年同期は5.8億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の38億円→45億円(前期は17.9億円)に18.4％上方修正し、増益率が2.1倍→2.5倍に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比3.5％増の21.5億円に伸びる計算になる。

　同時に、フーリハン・ローキーによるＴＯＢに伴い期末配当を見送る方針とした。

株探ニュース