日進工具、上期経常を24%上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2021/07/30 15:30
 日進工具 <6157> が7月30日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比66.9%増の5.8億円に拡大した。
 併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の8億円→9.9億円(前年同期は4.4億円)に23.8%上方修正し、増益率が80.2%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の17.8億円→19.3億円(前期は17.1億円)に8.4%上方修正し、増益率が4.0%増→12.7%増に拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の18.1%→23.8%に大幅上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体不足による自動車の減産等懸念材料はあるものの、景気回復が進む米国や中国といった海外需要やニューノーマルに向けたDXの推進等に支えられ、電子部品・半導体関連は大変忙しい状況にあり、精密微細加工に適した小径工具需要も期初に予想した以上に堅調に推移しております。このような環境のなか、第1四半期連結会計期間の業績が当初予想を上回ったことに加え、第2四半期につきましても堅調な状態が継続するものと判断いたしました。 以上により第2四半期累計期間の業績予想につきましては、連結売上高4,650百万円(前年同期比27.9%増)、営業利益980百万円(同142.5%増)、経常利益990百万円(同122.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は670百万円(同143.5%増)を見込んでおります。なお、下期につきましては新型コロナウイルスの状況をはじめ見通し難い部分もありますことから、当初の業績予想を概ね据え置いておりますが、第2四半期累計期間の修正に伴い、通期業績は連結売上高9,170百万円(前期比13.2%増)営業利益1,920百万円(同26.9%増)、経常利益1,930百万円(同12.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,330百万円(同9.5%増)を見込んでおります。 なお、個別業績予想に関しましても、上記と同様の理由によるものであり、第2四半期累計期間の業績予想につきましては、売上高4,010百万円(前年同期比28.3%増)、経常利益840百万円(同70.4%増)、四半期純利益590百万円(同67.2%増)、通期業績予想につきまして、売上高7,910百万円(前期比12.7%増)、経常利益1,620百万円(同0.8%増)、当期純利益は1,130百万円(同3.5%減)を見込んでおります。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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