日本ＳＨＬ、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ

　日本エス・エイチ・エル <4327> [ＪＱ] が7月30日大引け後(15:15)に決算を発表。21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の経常利益(非連結)は前年同期比12.1％増の14.3億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13.9億円→14.5億円(前期は13.9億円)に4.3％上方修正し、増益率が0.1％増→4.4％増に拡大し、従来の12期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の4.2億円→4.8億円(前年同期は5.3億円)に14.0％増額し、減益率が19.7％減→8.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の経常利益は前年同期比11.7％増の4.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の49.8％→48.4％に低下した。

株探ニュース