ETF売買動向＝30日大引け、全銘柄の合計売買代金2886億円

　30日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比62.8％増の2886億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同66.4％増の2521億円だった。

　個別ではＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> が新高値。ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、グローバルＸ　ロボティクス＆ＡＩ－日本株式ＥＴＦ <2638> 、グローバルＸ　ゲーム＆アニメ－日本株式ＥＴＦ <2640> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.49％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.92％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が498円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1266億5600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金853億1100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が355億5700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が268億9800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が157億6200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が116億600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が111億3100万円の売買代金となった。

株探ニュース