山陽鋼が後場急上昇、22年3月期業績及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/07/30 13:22
 山陽特殊製鋼<5481.T>が後場急上昇している。午後1時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を3150億円から3450億円(前期比63.7%増)へ、営業利益を73億円から109億円(前期54億9300万円の赤字)へ、最終利益を35億円から71億円(同68億7000万円の赤字)へ上方修正し、あわせて中間20円・期末16円の年36円を予定していた配当予想を中間45円・期末10円の年55円に引き上げたことが好感されている。

 自動車や産業機械など主要需要業界全体の特殊鋼需要が回復し、売り上げ数量が想定を上回るとみられることが要因という。また、鉄スクラップや合金鉄価格が想定よりも大幅に上昇している影響や、スウェーデン子会社オバコの損益改善なども織り込んだとしている。

 なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高1106億500万円(前年同期比2.1倍)、営業利益84億7100万円(前年同期11億5600万円の赤字)、最終利益60億8100万円(同14億6500万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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