ETF売買動向＝19日大引け、全銘柄の合計売買代金2883億円

　19日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比12.2％増の2883億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同7.5％増の2452億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＮＥＸＴ　ＭＳＣＩジャパンカントリーＥＳＧ <2643> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.49％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が4.88％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.16％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は4.42％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.85％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は3.84％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.44％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が350円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1216億7300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1055億7500万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が267億5500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が264億7400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が181億3600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が150億7100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が128億3400万円の売買代金となった。

株探ニュース