<8869> 明和地所
四季報より 業種:不動産業。
【特色】マンション中堅。東京、神奈川など関東地盤に札幌、福岡に展開。『クリオ』ブランドが主軸
【好 調】住宅需要旺盛で分譲マンションは引き渡し980戸(前期比18%増)と続伸、粗利も底堅い。中古の買い取り再販も伸びる。管理戸数加算、大規模修繕工事受注も復調。営業増益。税効果消える。
【攻 勢】今期の用地仕入れは600億円計画(前期477億円)、札幌・福岡・名古屋など地方都市が躍進。池袋などに仲介店舗を3店舗開設、中古物件の仲介を強化へ。
2021年5月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+7.6%の39.00億円、経常利益+3.1%の31.00億円との増収・増益の見通し。
2016年1月21日の445円を安値に、3月23日の690円まで上昇し、ここから6月24日の570円まで下げて上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で2017年10月11日の939円、2018年1月29日の931円とダブル天井となって、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月25日の498円、2019年8月15日の506円と2点底をつけて、2020年2月13日に648円まで反発したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、2020年4月6日の373円、7月31日の360円と2点底をつけて上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、9月23日に560円まで上昇して、10月30日に438円まで押し目を入れて大幅上昇となり、2021年3月23日に784円まで上昇後、調整入りとなっています。
<7296> エフ・シー・シー
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】クラッチ専業メーカー。2輪は世界首位。ホンダ系向け5割。海外比率高くアジアが稼ぎ頭
【反 発】2輪用は感染拡大のインドなど回復緩慢。が、4輪用クラッチはホンダ向け中心に日米などでコロナ禍から回復継続。中国も堅調。会社計画は半導体不足による車減産影響過大視。減損減り営業増益。
【新事業】電池開発スタートアップ会社に出資。据え置き型の家庭用次世代電池として24年実用化目指す。米国事業の償却費は22年3月期でピークアウト。利益回収へ。
2021年4月28日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+93.8%の135.00億円、経常利益+68.4%の140.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年8月2日の3620円を高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中で2019年8月16日の1821円でいったんの底打ちとなって反発し、11月6日に2562円まで上昇して下降トレンド(A)のアタマを押さえられたところで、コロナ相場に巻き込まれ、もみあって2020年1月20日の2425円の高値を2点天井にして急落となり、3月23日に1343円で底打ちとなりました。ここで大きくもみあい、4月23日の1395円を2点底にして短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、6月9日に2154円まで上昇し、8月3日の1591円まで押し目を入れて反発に転じるものの、上値が重い動きとなり、12月3日に2190円の高値をつけて調整入りとなりました。その後、今年の2月1日に1653円まで下げて3月23日に2008円まで反発し、ここから下値模索の動きとなっています。
コロナ相場で底打ち後の上昇トレンド(B)を切って、今年の2月1日に1653円まで下落し、3月23日に2008円まで反発後、7月9日に1511円まで下げて反発となっています。
<7277> TBK
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】トラック、バス用ブレーキで首位。ポンプ類、エンジン部品、建機向けも。タイ、中国などで製販
【急回復】コロナの影響薄れ、トラック向けブレーキ等部品は柱の国内が年間通じて操業度戻る。海外はタイでいすゞのピックアップ向けが牽引。中国も好調維持。北米の赤字縮小効く。鋼材等の原材料高こなし、営業益急回復。減損特損一巡。増配。
【北米事業】主顧客の米ディーゼルエンジンメーカーが大幅増産計画。受注急増受け、北米工場に加えアジアでも生産対応検討。
2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+148.4%の16.00億円、経常利益+30.2%の17.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年2月12日の339円、6月24日の334円を2点底とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月29日の599円、5月22日の585円と2点天井を形成して下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月25日に350円まで下げて、400円をはさんでもみあい、8月29日に361円まで下げて反発し、12月23日に501円まで上昇したところで、コロナ相場の急落局面に巻き込まれ、2020年3月10日に360円まで下落しました。チャートの形としては、この時点で8月29日の361円を安値とし、12月23日の501円を高値とする三角保ち合い(C)を形成しています。この中の煮詰まり状況で、今年の3月29日の474円の高値から7月9日の405円まで下げて下値ラインに到達し、もみあっているところです。
三角保ち合いの中であることを前提にすると、下値は7月9日の405円で保ち合いの下値ラインにサポートされての反発となって3月29日に474円を目指すことになります。
<5563> 新日本電工
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】日本製鉄系、鉄鋼向け合金鉄最大手。南アにマンガン鉱山権益、機能材、環境、電力事業を育成
【横ばい】合金鉄は粗鋼生産回復で需要好転。製品市況出直り原料鉱石との価格差改善。焼却灰溶融固化事業が需要旺盛と設備改修で好調。機能材料も自動車生産寄与。前年の在庫評価益ないが営業益横ばい圏。
【新中計】合金鉄生産は徳島工場に集約化、鹿島工場は21年末操業休止し環境事業に特化。焼却灰リサイクル需要高まり、焼却灰溶融炉4号炉新設、22年11月運転開始。
2021年5月11日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益はデータなし、経常利益は+14.5%の40.00億円となっています。
2016年7月8日の150円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年7月31日に545円の高値をつけました。この高値圏でもみあったあと2018年1月15日の528円を2番天井にして下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2019年8月29日に148円まで下げて反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ再下落となって、2020年3月13日に108円で底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(C)となっていましたが、7月31日の142円を2点底にして急角度の上昇トレンド(D)へ移行し、今年の5月10日に410円の高値をつけ調整入りとなっています。
<7731> ニコン
四季報より 業種:精密機器。
【特色】一眼レフカメラでキヤノンと双璧。半導体・液晶製造用露光装置で世界的。医療事業に注力
【底入れ】精機は上期にFPD向け増加貢献。カメラは市場上向き中・高価格帯が好転、新製品も寄与し黒字化。需要旺盛でEUV装置向け部品や半導体向け産業機器も拡大。構造改革奏功し営業益上向く。増配。
【巻き返し】初のミラーレスカメラ旗艦機種を開発、年内発売目標。米国の小型衛星など宇宙航空向け部品加工会社を子会社化、材料加工事業とのシナジー創出狙う。
2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+135.6%の200.00億円、経常利益+148.5%の220.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2017年11月9日の2373円、2018年1月5日の2396円を2点天井に、7月6日に1673円まで押し目を入れ、ここから10月2日に2176円 まで反発したところが戻り天井となり、下降トレンド(A)に転換しました。この中で2019年8月7日に1280円まで下げて、もみあったあと反発に転じるものの11月12日に1587円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ2020年3月13日に845円まで下落しました。日経平均を始めほとんどの銘柄は、この水準でいったん底打ちしたものの、ニコンは半導体不足から業績悪化の見通しとなり、4月30日の1019円まで上昇したあと再下落となって、10月20日に620円まで下げましたが、今後の半導体需給の見通しを受けて反発に転じ、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で2021年3月24日に1162円まで上昇後、4月21日に977円まで押し目を入れ、6月25日に1238円の年初来高値をつけて一服となっています。
コロナ禍での世界的な半導体不足から需要は衰え知らず。5Gの普及でますます関連需要が本格化して、ニコンも今期、業績急回復の見通しです。
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