単発の株情報と連続的なサポートの違いは?

著者:藤村哲也
投稿:2021/07/13 21:00

単発の株情報と連続的なサポートの違いは?

前者は無料有料問わずよくあります。というより、溢れている情報と言えます。何故でしょう?

売りサポートをしなくて良いのであれば、株情報を出すこと自体は、出すのが簡単だからです。

今、買いと判断される株情報は、沢山あります。

しかし、このような情報を使うと、塩漬け株(損を抱えて売れなくなってしまう株)を作ってしまうことが非常に多くなります。

何故でしょうか?

当たり前ですが、買ってから、株は色々な動きをするからです。

買った銘柄は、一つとして同じ動きになることはなく、日々動いていきます。

その動きに応じて、売買をしていかなくてはいけません。

例えば、10%上がったけど、その後半分になる銘柄は、上がったところで売りの判断をしなければいけません。

例えば、10%下げたけど、その後2倍になった銘柄は買い増して保有を続けて、大きな値幅を取るのが正解です。

例えば、最初は20%上がったけど、その後は動かなくなり、他の銘柄が上がりだしたら、銘柄入れ替えが正解です。

買ったはいいけど、すぐさまに下がり始めていく銘柄は、早急に売らないといけません。
買い情報は一杯あっても、買った後に色々な動きが出てくるのです。それこそ千差万別です。

買いの時に一生懸命調べても限界があり、その後にも色々なニュースが出てくるものです。

これだけ買った後で様々な動きをする商品はありません。

ですから、株は買った後にこそ、強力なサポートが必要になり、そのサポート次第で、資金が増えていくのか減ってしまうのかが決まってしまうのです。

よく個人投資家の方は、仕手株や材料株を好みます。

こうゆう株の動きでよくあるのは、短期で儲かりそうに見えるのですが、結局、ちょっと保有を続けると、すぐに下がってしまう株がとても多いのです。

こうゆう株をもしやるとしたら、すぐに売らないといけない株です。保有を続けてはいけない株なので、こうゆう株ばかり手を出すと、どんどん売り買いに忙しくなってしまうのです。

このように株は買った後にこそ、色々なサポートが必要になるものです。又、そこにこそ、投資格差が広がる原因があるのです。

藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想