ファーストコーポレーション<1430>は9日、2021年5月期決算を発表した。売上高が前期比10.7%減の209.19億円、営業利益が同24.1%増の16.66億円、経常利益が同24.0%増の16.08億円、当期期純利益が同29.0%増の11.25億円となった。
同社は、2021年5月期からの3ヶ年を年商500億円の実現に向けたステップアップ期と位置づけた中期経営計画「Innovation2020」を策定し、その達成に向けて取り組んでいる。そして業容拡大と利益水準向上への継続的な取り組み及び新たな価値創出により持続的な成長を目指している。
当年度においては、同社初の超高層・免震タワーマンションとなるJR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業の施設建築物の請負工事を群馬県の地元企業3社と共同事業体にて受注し、2020年11月より着工している。また、東京理科大学の認定ベンチャー企業であるサイエンス構造との共同研究により開発した新免震工法の「ジーナス(ZENAS)工法」について、早期の実物件採用を目指している。本工法はマンションなどの集合住宅において12メートル以上のワイドスパンを実現するものであり、敷地形状や方位等の立地条件に柔軟に対応し、柱や壁のない大空間やバルコニー側を大開口とした換気・採光に優れた間取りが可能となる。柱の本数減少により建築資材や作業員数を縮減でき、環境負荷を低減しコストマネジメントに優れた工法となっている。
2022年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比26.7%増の265.00億円、営業利益が同3.2%増の17.20億円、経常利益が同5.7%増の17.00億円、当期純利益が同5.0%増の11.82億円を見込んでいる。
また、2021年5月期の期末配当について、直近の予想より6.00円増配し1株当たり28.00円の普通配当を実施することを発表した。これにより2021年5月期の年間配当は、普通配当28.00円に記念配当10.00円を合わせて1株当たり38.00円となる。
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同社は、2021年5月期からの3ヶ年を年商500億円の実現に向けたステップアップ期と位置づけた中期経営計画「Innovation2020」を策定し、その達成に向けて取り組んでいる。そして業容拡大と利益水準向上への継続的な取り組み及び新たな価値創出により持続的な成長を目指している。
当年度においては、同社初の超高層・免震タワーマンションとなるJR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業の施設建築物の請負工事を群馬県の地元企業3社と共同事業体にて受注し、2020年11月より着工している。また、東京理科大学の認定ベンチャー企業であるサイエンス構造との共同研究により開発した新免震工法の「ジーナス(ZENAS)工法」について、早期の実物件採用を目指している。本工法はマンションなどの集合住宅において12メートル以上のワイドスパンを実現するものであり、敷地形状や方位等の立地条件に柔軟に対応し、柱や壁のない大空間やバルコニー側を大開口とした換気・採光に優れた間取りが可能となる。柱の本数減少により建築資材や作業員数を縮減でき、環境負荷を低減しコストマネジメントに優れた工法となっている。
2022年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比26.7%増の265.00億円、営業利益が同3.2%増の17.20億円、経常利益が同5.7%増の17.00億円、当期純利益が同5.0%増の11.82億円を見込んでいる。
また、2021年5月期の期末配当について、直近の予想より6.00円増配し1株当たり28.00円の普通配当を実施することを発表した。これにより2021年5月期の年間配当は、普通配当28.00円に記念配当10.00円を合わせて1株当たり38.00円となる。
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