ETF売買動向＝28日前引け、マザーズコア、日興ＳＰ５百が新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比8.6％減の876億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同9.9％減の714億円だった。

　個別ではマザーズ・コア上場投信 <1563> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> など30銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、グローバルＸ　ゲーム＆アニメ－日本株式ＥＴＦ <2640> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> は3.39％安と大幅に下落。

　日経平均株価が81円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金446億2500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均746億8900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が77億5600万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が65億2600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が40億6600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が27億8600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が27億2700万円の売買代金となった。

株探ニュース